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2003年6月13日 (金)

「蹴球日記」 岡田武史

遅ればせながら、我らが岡ちゃんの「蹴球日記」を読了した。
2002年の日韓共催W杯の観戦記が中心で、その合間に自身の監督哲学やら、
過去の体験などの四方山話をはさむという構成。

観戦記の方は、さすがと思わされる点もあるが、
まあ取り立てて取り上げるほどの内容ではない。
「フランスはリーグ戦で敗退すると思ってた」
「リーグ戦が終わった段階で、決勝はブラジルvsドイツだと思ってた」
後だしじゃんけんかなと思わなくもないが、
やはり監督をする人の目は確かなんだなと素直に感心。

それより面白かったのが、四方山話の方。

現役を終えて、コーチとしての勉強をしたいと思った岡ちゃんは、
会社(古河電工)に退職をちらつかせて、ドイツ留学を実現させる。
だが、ドイツに行ったものの、相手クラブの受け入れ態勢が
全く整ってなくて、練習参加を断られる。
そのまま帰国する訳にもいかないので、交渉の末やっとの事で
何とかグラウンド外から見るだけならいいと了解を取り付ける。
見るだけという言葉に素直に従うはずもなく、
毎日少しずつ練習する選手に近づき、
最後にはコーチらしい仕事を与えてもらえる・・・

以外と大胆なんだなぁと思った。
のび太と揶揄されもする外見からは想像もつかない。

一番の驚きは、デル・ピエーロと仲良しだというくだり。
大分で行われたイタリアvsメキシコの後、デル・ピエーロに
イタリア代表のプレイベートな食事会に招かれて、
ディ・リービオの口からトラパットーニの悪口を聞かされるあたりは、
非常におもしろい。
つーかこんな事書いて問題にならんのか?(^^;

そのほかにも、なかなか感動的ですらある四方山話がちりばめられていて、
あっという間に読み終えてしまった。

お勧め度(5段階):☆☆☆

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