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2006年9月11日 (月)

シンガポール遠征記 〜試合篇 日本vsIRイラン

スタジアムへ到着すると、なにやらお揃いの青いTシャツを来た人が10人ばかし。日の丸を持っているから日本を応援に来た人たちだろう。Tシャツの背中には 「城福魂」の文字が。日の丸には「城福浩私設応援団」の文字。話を伺うと大阪から応援に来たそうだ。どうやら、城福さんの同級生だかがいる模様。大阪人らしく(?)、かなりハイテンション。

2006091104 (写真:スタジアム説明板)

2006091105(写真:チケット)

2006091106(写 真:ポスター)

チケットは5S$。試合の重要さに反して、薄っぺらい紙質のチケット。開場列で韓国戦からシンガポール入りしているM氏と合流。マリサポ関係は全部で3人。スタジアムは人工芝のこじんまりしたスタジアムではあるけれど、サッカー専用なので非常に見やすいし、声も届きやすい。ダンマクを張って、目玉Tシャツに着替えて準備完了。本当は日本代表のユニの方がよかったんだけど、2000年の頃のしか持ってないし、それも今一だったんで、マリサポ一向は目玉で統一。タオマフは急遽代表の16番を調達。16だけど大黒じゃないからね(笑)

2006091107 (写真:ダンマク)

2006091108 (写真:キャプテンと神の子)

2006091109
(写真:日の丸を背負って)


キックオフ。

 「絶対に勝って、韓国に行くぞ!」

日本はボールを簡単に素早く前に送る。年齢詐称のチェックが厳しく適用されるようになり、体格差で圧倒されることは減ったとはいえ、イランに比べるとやはり小柄な日本。そんな日本にとっては接触プレイでフィジカルの勝る相手と競うのは得策ではない。日本人にあった戦い方だろう。ただし、最近の代表ではとんとお眼にかかってない方法論ではあるが。韓国戦の日本を「トラディショナルな日本」と書いている人がいたが、まさにそういう印象。

ただし、そういった攻めのコンセプトに忠実なあまり、確実にゆっくり繋いでいけばいい場面でもボールを焦って蹴ってカウンターを受ける場面も多々あった。しかし、今日は両サイドバックの高橋、山崎、ダブルボランチの岡本、山田の出来がよく、イランのボールホルダーに対して厳しくチェックに行き、イランに仕事をさせなかった。マリノス勢の攻撃陣は、何度か突破を見せ、チャンスを作っていたが得点には結びつかず。守備陣は、前と両脇が厳しいチェックでボールホルダーをつぶしてくれるので、落ち着いて対応できていた。

得点経過はすでに色々なところで書かれているが、14分に柿谷が山田のパスに反応してうまくDFラインの裏をすり抜け、冷静に決めた。動いてないと批判も多い柿谷だが、こういうところできっちりと仕事をするのは立派。でも、個人的にはそれに加えてやっぱりチームのために献身的に走って欲しいという思いはある。

後半、柿谷には2回のビックチャンス。水沼にもビックチャンス。どれかを決めてればもっと楽に勝てただろう。結果論だけど、2人が外してくれたおかげで忘れられない試合になったわけなんだが(笑) もちろん今となっては。 

後半後15分というところで、場内の電光掲示板が故障。何度も再起動を繰り返したらしく、何度もWindowsの画面が映しだされた。電光掲示板は1箇所だけなので、選手にとっては残り時間がわからなくなったわけで、疲れた頃に残り時間がわからないのは精神的にはきつかったのではなかろうか。

後10分耐えれば日本が90分で勝利というところまで来たが、走りまわる日本はやはりスタミナが持たない。気持ちは前に進むが、体がついていかない。82分にクリア処理を誤った隙をつかれ失点。振り出しに戻った。

15分ハーフの延長戦。我々の前で円陣を組んだ選手達。柿谷がメインスタンドの我々を見て煽る。我々も日本コールでそれに応える。 絶対に勝とう!頼む、勝ってくれ!こんなに日本代表を真剣に応援したのはいつ以来だろう。

延長になってもやはり時計は復旧せず。日本が受身に回る時間帯が多くなった。延長後半終了間際にイランの選手が一人累積で退場となるも、日本には反撃する力はほとんど残っていなかった。延長のスタッツを見ると、日本のシュート1に対し、イランは4。ちなみに90分では日本7に対し、イラン4。試合はPK戦へ。

いつの間にか増えたイランサポ側でPK戦は行われる。日本が先に蹴る。イランのブーイングの中、後世に語り継がれるだろうPK戦が始まった・・・

帰国してから動画を改めて見たが、よくこのプレッシャーに現場で耐えられたなと思う。サドンデスに入ってからは恥ずかしながら今にも泣きそうになりながら、廣永コールをしていた。○○が××だったので、イランのキックの時には相手にプレッシャーをかけるべくブーイングをしていたのだが、PK戦が進むにつれ、相手にプレッシャーをかけることよりも、とにかく廣永に止めて欲しいという気持ちの方が強くなり、必死で廣永コールをしていた。これはあの場にいた誰しもがそうだったと思う。

そして、イランの12人目のキッカーの蹴ったボールがバーにあたり跳ね返った。

この瞬間に日本の世界大会への2大会ぶりの出場が決まった。声にならない叫びをあげ、涙が自然にこぼれてきた。よくやった、城福ジャパン。自分達で掴み取った世界への扉。来年の本大会に出場できるよう、みんながんばれ。来年はもっと多くの人が韓国に駆けつけるだろう。おめでとう日本。

※この辺に喜ぶ選手の写真を入れたいけど喜びすぎで写真は1枚もナシorz

これで、選手達は高円宮のグループリーグ出場はほぼ無くなった。宏太たちには「優勝して帰って来い。高円宮はみんなで勝たすから」と言っておいた。マリサポの皆さん、土曜日と月曜日はぜひ秋津に。2戦目は秋津と博多の森、ハシゴ可能ですので(笑)

疲れているところ無理言ってごめん
(写真:記念撮影)


_________柿谷曜一朗(9)__________

端戸仁(17)____大塚翔平(15)____水沼宏太(11)

______岡本知剛(6)_山田直輝(10)______
 
山崎正登(7)_金井貢史(2)_甲斐公博(4)_高橋峻希(5)

__________廣永遼太郎(1)_________

得点:
 前半14分 柿谷
 後半37分 (イラン:ALIMOHAMMADI Jalalaldin)

PK戦:
 日本 ○○○×○ ××○×○ ○○
 イラン  ○○○×○ ××○×○ ○×

 水沼、田中、廣永、比嘉、甲斐 山崎、金井、岡本、山田、柿谷 水沼、田中

交代:
 HT 端戸→齋藤学(16)
 後半17分 大塚→田中裕人(19)
 延長前半15分 学→比嘉厚平(13)


試合後、3人でクラークキーへ。シンガポール川沿いのオープンバーで祝勝会。割と高級店だったせいもあるが、お勘定は日本の居酒屋で飲むより高かった(笑) ちなみに、スイーツはカスタード・プディング、ライス・プディング、バナナのフライのアイスクリーム添えの3品。

つづく。


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

移動    ultraleftyさん 
元記事の日付が間違っていたのでこちらに移動。

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最後のところ by むちゅめの母さん

読んでたら腹へってきました…

(2006.09.14 00:43:22)
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(2006.09.14 23:34:08)

Re:移動(09/11)    ultraleftyさん 
むちゅめの母さん
>読んでたら腹へってきました…

シンガポール旨かった〜〜〜(2006.09.16 00:47:42)

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