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2007年4月28日 (土)

香川遠征記 第1章:うどん

何はともあれ、うどんなのである。

今日の強い味方は、駅前のレンタサイクルで借りたママちゃりの「レンタサイクル16号」君。略して「うどんツアーの強い味方 レンタサイクル16号君 1 日500円 保証金300円は後で返ってくるよ 足腰に自信のない人は電動もあるみたいだけど、これは1000円 保証金は えっと、丸亀 レンタサイク ル でググってみて」君 である。長い!

略称「うどんツアーの強い味方 レンタサイクル16号君 1日500円 保証金300円は後で返ってくるよ 足腰に自信のない人は電動もあるみたいだけ ど、これは1000円 保証金は えっと、丸亀 レンタサイクル でググってみて」君 (長いので以下「レンタサイクル16号」君) にまたがり、最初に 向かったのは「中村」なのである。

「中村」がどういう店かはネットでググるか、「恐るべきさぬきうどん」全2巻を読めば判るので省略する。今回注文したのは、「ひやあつの小」 もちろん 「小」を頼んだのはこの後のことを考えてのことであることは言うまでもない。が、やはりさぬきうどんといえば天ぷらなのである。店の中央にてんこ盛りにさ れた天ぷらを避けてはイケメンの世評が廃る。ってだれも言ってまへんがな。

気がついたらゲソ天と旬の筍天をぺろり。筍大好き人間としては、味付き筍を天ぷらにしたこの1品はめちゃくちゃ気に入った。天ぷらを食べ終わってから数 分。おっちゃんから、「ひやあつの小のかた」と。カウンター席でよそ者らしく存在感を消してひたすら耐えていた筆者であったが、勢いよく立ち上がり、一玉 はいったどんぶりを受け取り、おっちゃんの「つゆかけるだけです」との好アシストを受け、さも常連のようにつゆをかけ、ねぎをかけ席に戻ったのである。そ しておもむろに携帯を取り出し、ぱしゃり。観光客ばればれですやん。

我が人生、最初の本場でのさぬきうどん。(幼少のみぎり、親に連れられて隣県よりはせ参じたことがあるかもしれんが、それは遠い記憶の彼方) ちょっとした期待に胸を躍らせながら一口。

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ここで唐突だが、ひやあつの説明をしておかなくてはなるまい。ひやあつとは・・・ 続く。



前回、ひやあつの謎を読者諸氏に残したまま終了したこのエントリーであるが、ようやくその秘密が明かされる時が来た。ひやあつ。ひや=冷のうどんに、あつ=熱いだしを注ぐ。この結果、恐るべき化学変化が起きる。

ぬるいうどんになるのである。あたりまえ。

通常ぬるいうどんなど、読者諸氏は否定されるであろう。しかし、こと「中村」ではこの食べ方が正しいのである。「中村」のうどんは細めのねじれ麺で、異様にやわらかく滑らかである。冷麺を食べなれた韓国の方なら 「何じゃこりゃハシムニカ!」と驚嘆すること必至である。

細く柔らかく滑らかな麺。これがぬるい人肌のだしに浸かっている。これを一口食べてみなせぇ。口蓋にまとわりつく人肌の柔らかい軟体動物のごとき感触は、 まさにお口のエクスタシーなのである。この感触を何かに例えるならば、そう、まるで「中村」のうどんを食べているみたい、という表現がぴったりだろう。こ のエクスタシーがたったの200円。絶品天ぷら(@100円)と合わせても400円で、あなたの口に入るのである。

うむ。満足じゃ。しかし、もちろん「中村」は序の口に過ぎない。チャリをこぎこぎ、筆者は次なるうどん屋へ向かったのである。次なるうどん屋とは・・・ 続く。



前回、2軒目のうどん屋がどこか?という大いなる謎を残したまま終了したこのエントリーであるが、ようやくその秘密が明かされる時が来た。「中村」の次のうどん屋は・・・ 続く。


と読者諸氏から、怒りのアンケートがバシバシ来そうなので、それもまたいいじゃない♪というのは冗談で、2軒目は「綿谷」である。ここの名物はボリューム 満点の「肉ぶっかけ」なのである。麺の太さは通常、腰のある麺で実に食べ応えがある。しかし、やはり筆者にとっては、その上に載っている肉なのである。甘 く煮た肉が大量にのっかり、うどんを隠す。知らない人が見たら牛丼?と首を心持ちかしげるであろう。

しかも、しかも、肉は牛肉である!吉野家の牛丼が未だ完全復活しないこの日本において、「綿谷」ほど牛肉を惜しげもなく食わせる店があろうか。いや、ない (反語的表現) さらに、さらに、頼めば豚も可能なのである!牛でも豚でもござれ。現代の多様化した顧客ニーズにここまで忠実に対応している店があろう か。いや、ないことはない。

そんな市場分析はこの際、どうでもいいのである。ここの肉ぶっかけは筆者の郷愁を刺激してやまない。筆者が幼少期を過ごした隣県に、一大勢力を誇っていた うどんチェーンがあった。それは「亀や」である。ここの「肉うどん」、これが筆者はことのほか好物であった。実際、成人した今も、たまに愛媛に帰ったとき ふらふらと「肉うどん」を食してしまうほどである。この「肉うどん」に乗っていた肉。大事に、大事に食べたものである。

それが、この「綿谷」では、これでもか!というぐらい載っているのである。これが腰のあるうどんと組み合わさり、まさにお肉のエクスタシーなのである。ああ、幸せ。

ちなみに、この「肉ぶっかけ」、ひや、ひやあつ、あつあつが選べる。ひやは最初はいいのだが、終盤、華麗なるフィニッシュを決めるべき時間帯になると、さ すがに油分が固まり始め、唇はリップクリームを塗ったような状態になってくる。唇が荒れている人以外は、ひやあつかあつあつを注文することをお勧めする。

さらちな(=さらに、ちなみに)、肉ぶっかけは330円。天ぷらは80円。筆者は王道、ちくわ天をチョイスしたが、衣がこれまた腰のある衣で、表現を変え ると堅くて、これは麺につけつつ、やわらかーして食すべきと思われた。が、やはりひやでは、油で揚げている天ぷらがさらに肉の脂を身にまとい、大変なこと になるので、やはりちくわ天にはひやあつかあつあつをお勧めする。

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この辺で結構満腹になっていた筆者は、それでも、さらにうどんの旅を続けるのである。

超大作になる予感を秘めつつ、続く。




予告。さらにこのあと、脅威のうどん屋が登場。さらにその後には、お尻が2つに割れそうな話を経て、メインのあの話へ。さらに、とんでもない話が続く予定。乞うご期待。



前回のあらすじ:そして、3軒目のうどん屋に向けて出発した。

3軒目はフジグランの近くにある「讃岐製麺所」である。”製麺所”とはもちろん顔を洗うところではなく、文字通り、麺を製造する所というぐらいの意味であ る。麺を作るところであるからして、民芸風の内装やら、こじゃれたインテリアは不要なのである。ほとんど小屋といっていいシンプルで飾り気のないスペー ス。昨今のうどんブームで増えた客を捌くためか、本来の入り口に増築して申し訳程度の飲食スペースがある。それでも、それをあわせても15人も入ればいっ ぱいぐらいの座席しかない。しかし、それでいいのである。なんてったって製麺所なのだから。

筆者がチャリを乗りつけたときには、地元の人がすでに列をなしていた。いそいそと並び、注文システムの把握に努める。麺は太麺、細麺があるようだ。あっつ いのと、つめたいの。玉ではなく、大・中・小制。かけに、湯だめ。天ぷらは、いいだこ天、ちくわなど4種ほど。おにぎりもある。地元の人は圧倒的に細麺の ようだ。カウンターで丼を受け取り、タンクからだしをそそぐのか。愛媛にはポンジュースの出る”ポン道”があるが、讃岐のこれはさしずめ”だし道”だな。 食べ終わると丼をおばちゃんに渡して、食ったものを申告してお支払い。おお、お持ち帰りのお客もいる。だしは無造作にビニール袋に入れられているではない か。デ・カルチャー!

待ち時間の間に全てのシステムを把握した筆者。順番が来た。

 「細麺の、冷たい、いや、熱いの、一玉、いや、小」

かみかみですやん。意外と緊張しーの筆者なのである。丼を受け取り、だし道からだしをそそぎ、いいだこ天を載せて席に着く。適度な腰の麺。ぬめりはなく、 すっと入っていく。特段特色のある麺ではないが、普通にうまい。いいだこ天のうまみが、さっぱりしたうどんにアクセントをつける。残念ながらシーズンでは なかったので、いいだこには”飯”が入っていなかったが、”飯”入りで、揚げたてだったらどんなに美味いことだろう。それにつけても、讃岐のうどん屋の天 ぷらメニューの何とバリエーション豊かなこと。讃岐においては天ぷらのないうどん屋はうどん屋ではない。うどんのない天ぷら屋は、普通に天ぷら屋だ。

そんなことをつらつらと考え、ている余裕もなく、瞬く間に完食した筆者。丼を返して代金を払う。うどん120円、天ぷら100円。奥のテーブルに陣取った 近くの高校野球部員たちは、丼いっぱいにこれでもかと盛られたうどんを食っていた。たぶんそれでも300円はしないのではないか。ああ、金のない人、倹約 家の強い味方「讃岐製麺所」 しかし、それは何も「讃岐製麺所」のみの美点ではない。ここに限らず、香川のうどん屋はどこも安い。多分、日本で一番昼飯が 安く食えるのは香川に違いない。サンキュー、弘法大師!

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そんなわけで、すっかり腹いっぱいになった筆者。本日のうどんの旅はひとまずこれにて終了。そして、筆者は次なる目的地に向かって、再びチャリで漕ぎ出す。サドルが堅くて、でこぼこ道を走るたび、お尻が二つに割れそうだ。ってすでに割れてるやん。というのはお約束。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

香の香は〜?         izumi。さん
丸亀競技場=あそこになってしまったもんで・・・(2007.04.29 10:01:29)

Re:香の香は〜?(04/28)       ultraleftyさん
izumi。さん
>丸亀競技場=あそこになってしまったもんで・・・

今日、試合前に行ってきま〜〜す。(2007.04.30 07:41:54)

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