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2007年6月23日 (土)

韓国遠征記その2 〜雪辱PK戦篇

結局スタジアムに到着したのはキックオフ50分前ぐらい。余裕をもって出てきてよかった。すぐチケット販売所でチケットを購入して、スタジアムに入る。チケットは5000ウォン。

スタジアムをぐるりと一周してみたが、日本人らしき人はいない。大抵現地の日本人達が固まって応援しているもんなんだが、U-17だとあまり注目度も高く ないのかな・・・ 結局ゴール裏のメインスタンド寄りに弾幕を貼って、一人ぽつんと観戦。キックオフが近づくにつれて、段々とメインスタンド中央部分から 赤いテーハミングな人たちがゴール裏の近くにまで侵食してくる。完全無欠のアウェイ(笑) が、一般のサッカーファンの方が圧倒的に多いので、身の危険は 感じない。

今日の日本はおなじみの4-2-3-1。立ち上がりの日本は何度もピンチを迎える。高く設定したディフェンスラインの裏を目掛けてロングボールを放り込ま れ、フィジカルに勝る相手FWと何度も”かけっこ”。フィジカルをヨミで何とかしのぐものの、いつ点を決められてもおかしくない時間帯が続く。7分の絶体 絶命のピンチは吉田智志が防ぐ。

中1日の日本に、中2日の韓国。疲れからか日本はミスが多く、連携もよくない。それでも23分、PA内でクロスのこぼれ球の処理に走る2人の相手選手の間に水沼が割り込み、これを押し込む。

先制はしたものの相変わらず日本は良くない。終了間際には相手のミドルがポストを叩き、ひやりとする場面もあった。

後半立ち上がりも韓国に攻められる時間が続く。しかし、岡本、端戸を投入したあたりから徐々に流れが日本に傾いてくる。パスがつながり始め、城福ジャパン らしい人とボールの動くサッカーが出来始める。後半15分、16分には水沼、学が立て続けにシュート。いずれもゴールならず。

いい流れの日本だったが、後半22分に甲斐が相手FWをPA内で倒し、韓国にPKが与えられる。甲斐にはイエローカード。これはちょっと厳しい判定のように思えた。このPKが決まり同点。テーハミングコールがスタジアムを満たす。

後半25分には学を下げ高橋を投入。高橋は左サイドバックに入り、吉田豊が1列上がる。吉田豊は初めて見たが、闘志溢れる守備をする選手で、なかなか好印象。後半28分、吉田豊の上げたクロスに端戸が飛び込む。ほんのわずかに届かず。

後半28分に負傷の米本に代え山田を投入。この辺から日本が次々とチャンスを作り出す。後半29分、端戸のシュートがゴールを揺らす。ゴール後ろで見ていたサブの選手達も大喜びするが、これはオフサイド。後半32分。水沼のクロス。端戸にはあわず。

イケイケムードの日本に韓国も反撃。後半38分には韓国がシュート。これは吉田がファインセーブ。直後、途中出場の金井がドリブルでPAに侵入し、切り返 しで相手DFをかわし、ゴール前フリーの八反田にパス。よっしゃ!2点目と思ったが、これは相手GKが防ぐ。後半44分には今度は韓国のシュート。吉田が 弾く。ファインセーブ合戦に、ため息と歓声が交互にスタジアムに満ちる。

ロスタイムは3分。岡本クロスに端戸がヘッド。ゴールならず。CKからは八反田がヘッド。これもゴールならず。そして、後半終了の笛。息詰まる後半戦だった。

延長かと思ったらすぐにPK戦。韓国とのPK戦といえば、去年の豊田国際の決勝もそうだった。この時は日本はホームで悔しい敗戦だった。今回は絶対に勝ちたい。それに、この大アウェイで負けるのは寂しすぎる。

韓国の先攻で開始。共に2本決める。3本目韓国のシュートはポストを直撃。しかし、日本の3人目の端戸のシュートはGKに弾かれる。次の2人は決め、サド ンデスに。6人目、7人目は互いに成功。8人目、韓国のシュートはゴール上にそれる。日本のキッカーは山田。シンガポールでは外して試合を多いに盛り上げ た(笑)前科があるだけに嫌な予感もしたが、今回はきっちり決めた。豊田の借りを天安で返した。

今回の城福ジャパンに召集された左サイドバックの吉田豊とGKの吉田智志の2人は初見だったが、この2人はかなり良かった。特にGKの吉田智志は何度もピ ンチを救った私的MVP。PK戦の時に近くにいた韓国人が「あのGKは何という名前ですか?」と話しかけてきたぐらいだから、韓国の人にもインパクトを残 したことだろう。GK争いも面白くなってきた。

(続く) 

__________大迫勇也(17)_________

齋藤学(16)____八反田康平(9)____水沼宏太(12)

______米本拓司(15)__益山司(10)______

吉田豊(3)__甲斐公博(6)_山地翔(4)__山浦公裕(8)

__________吉田智志(18)__________

得点:
 前半23分 水沼宏太(12)
 後半23分 (韓国:PK)

PK戦:
 韓国:○、○、×、○、○、○、○、×
 日本:○(水沼)、○(岡本)、×(端戸)、○(甲斐)、○(金井)、○(八反田)、○(益山)、○(山田)

交代:
 後半11分 山浦公裕(8)→岡本知剛(13)
 後半15分 大迫勇也(17)→端戸仁(19)
 後半25分 齋藤学(16)→高橋峻希(5)
 後半28分 米本拓司(15)→山田直輝(14)
 後半36分 吉田豊(3)→金井貢史(2)

2007062310
(写真:入場。キャプテン宏太)

2007062311
(写真:表彰式。国立のように観客席に上ってメダルを受ける)

2007062312
(写真:選手の胸にはメダルが。
 山浦「おまえ、あのPK与えたときはやべーって思っただろう」
 甲斐「そ、そ、そんなことはないさ(爽)」 と言ってるかどうかは不明(笑)
 でも勝ってよかった・・・ )

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
お疲れ様〜         Spookyさん
読んでて楽しかったです。
それにしても、ちょちょっと韓国へ行っちゃうなんて、うれさん、スゴイ。
8月の韓国、んー、なんか不安になってきました...(2007.06.26 18:05:29)

Re:お疲れ様〜(06/23)       ultraleftyさん
Spookyさん
>読んでて楽しかったです。
その時は結構冷や汗ものでした。テンパってて五龍の写真も取り忘れるし・・・ でも苦労話ってのは後から振り返ると笑い話なんでしょうね(笑)

>それにしても、ちょちょっと韓国へ行っちゃうなんて、うれさん、スゴイ。
羽田<−>金浦だと国内遠征と感覚的・金額的には変わりませんね。羽田の国際線ターミナルは地方空港かと思う思う貧相さですし(笑)

>8月の韓国、んー、なんか不安になってきました...
大丈夫です。何とかなります(笑)
(2007.06.27 10:32:16)

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