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2007年6月 9日 (土)

全クラU-18四国予選 愛媛ユースvs徳島ユース

続いて全クラU-18四国予選第2戦。

四国の全クラU-18予選は愛媛ユースと徳島ユースがホーム&アウェイで戦い、勝ったチームが全国大会への切符を手にする。強豪ひしめく他地域にとってはうらやましい状況かもしれないが、一発勝負特有の怖さ・難しさのある予選でもある。

先週行われたアウェイでの対戦はスコアレスドロー。全国大会出場は今日のこの一戦で決まることとなった。大会規定によりアウェイゴールが適用されるので、 徳島にやや有利な状況。愛媛としては引分ではダメで、無失点に抑えた上で、PKでも何でもいいので勝つしかない。久々に試合前から緊張した。

試合前、選手・スタッフ全員で円陣を組んで伊予魂を歌う。

 ♪さぁ、行こうぜ 愛媛 戦いの時が来た
  輝く未来は俺達のもの 見せてくれよ伊予魂

誰が考えた歌かは知らないが、この場に何ともふさわしい。見ている方も気合が入る。

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(写真:愛媛スタメン)

ファーストシュートは徳島。開始早々のミドルは、桑田がナイスセーブで弾く。その5分後には愛媛の井上がループシュート。8分の渡部のシュートは惜しくもゴール上にそれる・・・

愛媛がやや優勢にゲームを進めたが、徳島も時折鋭い反撃を見せる。一進一退の攻防。見ている方も次第に盛り上がってくる。点が取れそうで取れないじりじりとした展開のまま前半を終える。

後半開始早々、愛媛DFのクリアはあわやオウンゴールになりかける。しかし桑田が左手一本でかろうじて枠外に弾き出す。これには肝をつぶした。今日の桑田 は素晴らしい出来だった。DFラインのミスや、相手のカウンターから何度もあわやというシーンがあったが、都度桑田が相手の前に立ちふさがった。文句なく 今日の私的MVP。

後半、暑さに相手選手の足が段々止まってくる。それによって出来るスペースを愛媛がうまく使えるようになる。何度も高橋や大友らのサイドの突破からチャンスが生まれる。しかし、ゴールは遠い。

時間は段々残り少なくなっていく。この試合は1点勝負だろう。であれば、あまり早い時間の得点は愛媛にとってあまり好ましくない。1点取った後の気の緩み から失点すると最悪だ。万が一失点すると、それは愛媛にとって2失点と同じ重みを持つ。出来るだけゴールに向かう勢いを崩さず、相手にプレッシャーをかけ 続け、残り時間わずかというところで何とか1点取り、そのまま逃げ切るのが理想的。

試合はまさにそのシナリオどおりに進んだ。攻め続ける愛媛。残り時間はあとわずか。ロスタイムの表示が出るか出ないかのころだった。キャプテン正岡のミドルシュートがついにゴールネットを揺らした!歓喜に沸くピッチ。そしてスタンド。

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(写真:正岡のゴールを祝福する愛媛の選手達。
 が、カメラマン興奮中につき、ぶれぶれorz)

しかし、まだロスタイムがある。徳島が捨て身の攻撃を仕掛けて来たらそれを防ぎきれるか。得点したらしたで、別の緊張が沸き起こる。相手のミスにも助けら れ愛媛ボールの時間が続く。そして、長いロスタイムがついに終わる。ホイッスルがなるや喜びを全身で表す愛媛。一方の徳島の選手はみなピッチに倒れこむ。 決戦にふさわしく、双方全力を尽くした、緊張感の溢れるすばらしいゲームだった。

苦しんでようやく手にした勝利。喜び以上に安堵の方が大きい。これで、愛媛の選手達はもう一つ上のレベルで試合が出来る。2年前に広島ユースを倒した、あ んな経験を積むチャンスが与えられた。これが何よりも大きい。下部組織の選手にとっては時間はわずか3年しか与えられない。次のない選手だって多くいる。 だから、トップでのダービーという歴史的・物語的な概念はあまり馴染まない。相手がどこだからという相対的なものさしではなくて、相手がどこであろうとか けがえのない一戦という絶対的なものさしがあるばかりだ。これは相手チームにとっても同じ。だから見る側も、こと下部組織の試合に関しては自分達だけでは なく、相手チームにも敬意を払って、かけがえのない時代を生きる選手達を慈しむ目線でもって試合を見て欲しいと思う。

話が脱線しましたが、愛媛ユースの選手の皆さん、スタッフの皆さん、父兄の皆さん、全国大会出場おめでとうございます。会場では色々お世話になりました。 どうもありがとうございました。また夏にJヴィレッジでお会いしましょう。再会を楽しみにしています。JYの皆さんも兄貴分に続いてJヴィレッジで戦える よう、残りの予選を全力で戦ってください。

______渡部誉也(23)__神田章弘(18)______

__________正岡晃太(10)__________

喜田昌利(8)_______________大友惇生(22)

__________井上直也(14)__________

高橋祐太(2)_福岡知晃(16)_白方淳也(4)_中山博史(34)

___________桑田祐也(1)__________

得点:
 後半44分 正岡晃太(10)

交代:
 前半18分 中山博史(34)→梶本有三(19)
 後半19分 梶本有三(19)→藤田宣久(36)
 後半27分 渡部誉也(23)→荒木幸平(7)
 後半42分 大友惇生(22)→辻田純(33)
 後半44分 荒木幸平(7)→岩崎昭宏(5)

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