今年もやってきましたサニックス杯。初日の今日は、グローバルスタジアムに腰を据えて4試合を観戦。
■U-17日本vsU-17ニュージーランド
オープニングゲームは日本代表とニュージーランド代表との一戦。予選グループは35分ハーフ。
前半はほぼ互角の戦いで得点は生まれず。後半に入り先制したのはニュージーランド。FKをミルン・アンドリューにヘッドで決められた。日本も直後に小野裕二がキレキレドリブルで小回りのきかないニュージーランド守備陣を翻弄し、ゴールライン際から角度のないシュートでGKのニアをぶち抜く。すばらしいゴール。失点直後のゴールというタイミングも最高だった。後半18分には、堀米のCKがニアの杉本、宮崎の頭上を通過し、ファーの小野の元へ。小野はこれを直接右足で叩き込む。バモ!裕二!後半31分にはCKからゴール前のキローランの元へボールがこぼれる。ごっつあんゴールかと思いきや、DFの悲しい性か、キローランのシュートは見事なクリア(笑) 駄目押しとなる絶好のチャンスを逃すも、試合はそのまま終わり、日本が逆転勝ちで初戦を制した。
日本の攻撃陣では、贔屓目を除いても小野の積極性が目立った。守備陣ではキローラン。ニュージーランドが前線に入れてくるハイボールはほぼ完璧にクリアし、チャンスを作らせなかった。ベンチでは池内さんの武闘派ぶりが印象に残った(笑)

<日本スタメン>
_____小牟田洋佑(19)__小野裕二(22)______
小林祐希(10)______________大本貴博(15)
______小島秀仁(13)__掘米勇輝(16)______
望月理人(4)_岡本拓也(7)_キローラン木鈴(5)_夛田凌輔(8)
__________嘉味田隼(1)___________
<ニュージーランドスタメン>
__________ミルン・アンドリュー(15)____________
ビルト・マイケル(13)____ドリス・ジェイミ(16)____リンゼー・キャメロン(17)
_____ウィンダスト・ディラン(12)__ソール・ゼイン(10)________
ペット・アシュトン(18)_トマス・アダム(3)_ミューリ・ゴードン(5)_モリソン・ジョッシュ(11)
____________トゥリバ・クーイ(1)____________
交代:
後半00分 日本:小牟田洋佑(19)、大本貴博(15)→杉本健勇(20)、宮崎泰右(11)
後半13分 NZ:モリソン・ジョッシュ(11)、ウィンダスト・ディラン(12)→キビー・スティヴン(8)、スプラッグ・トマス(14)
後半33分 NZ:ビルト・マイケル(13)→ベヴン・アンドリュー(19)
得点:
後半03分 NZ:ミルン・アンドリュー(15)
後半04分 日本:小野裕二(22)
後半18分 日本:小野裕二(22)
■市立船橋vs東京ヴェルディーユース
今年はプリンス2部からの脱出を目指す市船。雪辱を果たしたい気持ちがそうさせるのか、オールコートでがつがつプレスをかける。テクニックより気持ちのサッカー。一方のヴェルディは前線の高木兄弟が突出したものを見せはするが、まだまだチームとして強さを感じさせる所まではいかない。それでも個々の基礎スキルはやはり大したもので、市船の激しいプレスをものともせずに、ぴたりぴたりとボールをコントロールする。
試合はロングスローからDFライン裏に抜けた高木善朗のループシュートでヴェルディが先制。前半終了間際には、オフサイドのセルフジャッジで足の止まったヴェルディ守備陣の隙を突き、市船の箕輪がシュート。キローランが一度は弾くも、再び箕輪がこぼれ球を押し込み市船が追いつく。後半開始直後には、高木善朗のFKを三竿が相手と競ってつぶされつつもヘディングで押し込む。運動量の落ちてきた市船に対して、ヴェルディが試合の主導権を握るも追加点は奪えず、三竿のゴールが決勝点となった。
<市船スタメン>
_____箕輪誠也(9)_松下将士(11)_____
関根拓也(13)___________松野央資(20)
_____望月陽介(7)__今瀬淳也(14)_____
林拓也(3)_小松桂太(4)_水野輝(5)_馬渡和彰(8)
_________有富大起(1)_________
<ヴェルディスタメン>
_____新村武玄(11)___高木善朗(7)_____
高木俊幸(14)_____________牧野修造(28)
______及川洋平(15)__三竿雄斗(20)_____
井上玄太(19)_高野光司(3)_香西克哉(4)_八塚利朗(2)
__________キローラン菜入(16)_________
交代:
後半00分 市船:今瀬淳也(14)、松野央資(20)→藤橋優樹(15)、石原幸治(16)
後半11分 市船:箕輪誠也(9)→雨宮拓也(12)
後半18分 市船:松下将士(11)→本田拓也(22)
後半18分 東V:牧野修造(28)→山浦新(8)
後半23分 市船:関根拓也(13)→山中勇太(21)
得点:
前半27分 東V:高木善朗(7)
前半35分 市船:箕輪誠也(9)
後半03分 東V:三竿雄斗(20)
■前橋育英vs鹿児島実業
この試合、目についたのは鹿実のシステム。いや、目につかなかったというべきか。何だか複雑なシステムで3バックのようでもあり、4バックのようでもあり、よくわからない。一緒に観戦していた党首さんとあれこれ言いながら、どういうシステムか探るも、筆者の貧弱な戦術脳では消化しきれなかった。なのでフォーメーションは便宜的なもの。もっとも鹿実は主力が何人か欠けているそうなので、今大会限定なのかもしれない。対する前橋育英は、U-17代表に召集されている小牟田と小島を欠いたメンバー。
先制は前育。右サイドを持ち上がった木下のクロスをファーで皆川がどんぴしゃヘッド。鹿実はシステムが十分に消化しきれないせいか、あまりいい攻撃を形作れず、守備に追われる時間が続く。後半も前育のペースで進み、スルーパスに抜け出した前育の三浦にゴールを決められ2点差に。残り時間も少なくなった頃、鹿実にもようやくいい攻撃が見られるようになる。ロスタイム直前にFKから梅元がゴールを決める。ロスタイムに入っても鹿実の攻撃が続き、終了間際には思い切って前線に上がった丸山がGKと1-1のチャンスを得るも、シュートはGKに当たってしまいゴールをそれた。うーん、絶好のチャンスだったのに・・・ 直後に試合終了。
<前育スタメン>
_____西澤厚志(13)__皆川佑介(10)______
粕川正樹(11)___三浦雄介(8)_____木下翔太(15)
__________細萱翔太(5)__________
田中雄一(3)_代田敦資(4)_小山真司(2)_木村高彰(6)
__________志村智久(12)__________
<鹿実スタメン>
________坂本一仁(9)__________
東拓真(15)___下栗誠矢(10)___大内田涼(14)
市田浩太郎(3)___迫屋諒(8)____丸山透(11)
__重信勇貴(19)_梅元駿佑(6)_脇元皓喗(5)__
_________杉山拳斗(17)_________
交代:
後半00分 鹿実:東拓真(15)→間野進之介(22)
後半10分 前育:粕川正樹(11)→仲原拓磨(22)
後半12分 前育:小山信司(2)→竹石翔(17)
後半21分 前育:木下翔太(15)→伊東駿多(16)
得点:
前半29分 前育:木下翔太(15)
後半27分 前育:三浦雄介(8)
後半35分 鹿実:梅元俊佑(6)
■U-17日本vsスワンクラブ・ウィタヤライ高校(タイ)
本日最後の試合は、タイのスワンクラブ・ウィタヤライ高校と日本代表との一戦。ウィタヤライ高校はタイの名門男子高で、2008年のタイの高校選手権覇者らしい。サニックス杯出場は優勝のご褒美かな?水色の長袖ユニフォームの胸スポはトヨタとクボタ。タイで長袖を着てプレイするとも思えないので(北のほうはそれなりに寒い?)、この大会用のユニフォームなんだろう。それにしても一高校でこの2社がスポンサーとは何とも豪華だ。胸スポのない日本代表は1試合目のメンバーをほぼ総とっかえでトヨタ&クボタに挑む(笑)
試合は日本が終始ウィタヤライ高校を圧倒する。日本は手を変え品を変えゴールに迫るも、ことごとくGKウォンミーマー・ウキッに阻まれてしまう。まぁこれだけシュートを打っているんだから、そのうち入るだろうとは思いはするものの一向にゴールは生まれず、スコアレスのまま前半を終了。後半に入り日本は攻撃的な選手を3人交代。堀米まで引きずりだしたウィタヤライ高校はしてやったりか。日本は前半同様、何度もゴールに迫るがやはりウォンミーマー・ウキッの壁は厚い。攻め続けていた日本がようやくゴールを奪ったのは後半も残り10分というところ。掘米からのラストパスを小牟田が押し込んだ。池内采配ぴたり? とはいえ、審判の笛に大声で日本ベンチから抗議の声も飛び出し、日本サイドとしてはこの展開に相当苛立っていたことは確か。終了間際にはウィタヤライ高校の反撃を喰らうも事なきを得、何とか1-0で試合を終えた。
一昨年のAFC U-18アジア選手権で日本はタイに苦しめられたが、今回の試合でもタイのレベルアップを感じた。日本もうかうかしてはいられない。
<日本スタメン>
_____杉本健勇(20)__宮崎泰右(11)_____
土居聖真(12)____________大本貴博(15)
____幸野志有人(17)__後藤拓斗(14)_____
中島龍基(2)_内田達也(3)_宗近慧(6)_内田恭兵(9)
__________渡辺泰広(18)________
<ウィタヤライ高校スタメン>
______________カオニャーン・ピヤポン(17)______________
ラワンプラコーン・チャークリ(13)_ナッカパン・タンマチャッ(7)_ナックシー・ワラポッ(9)_ケォサナン・アピチャッ(16)
_______________アナン・ポッカーオ(10)_______________
サプスィン・カイソーン(2)__スパーロッ・コーラウィッ(11)_ペッシリ・アピチャッ(5)__チェンカーン・チティパッ(3)
_______________ウォンミーマー・ウキッ(1)_______________
交代:
前半24分 ウィタ:ナックシー・ワラポッ(9)→ドゥォンカチャッ・モンティャン(15)
前半31分 ウィタ:チェンカーン・チティパッ(3)→マースワン・アピワッ(19)
前半32分 ウィタ:ペッシリ・アピチャッ(5)→カンヌー・アッタポン(8)
後半00分 日本:土居聖真(12)、大本貴博(15)、杉本健勇(20)→堀米勇輝(16)、小林祐希(10)、小牟田洋佑
(19)
後半08分 ウィタ:カオニャーン・ピヤポン(17)→スッパソー・ジラティップ(20)
後半28分 ウィタ:ナッカパン・タンマチャッ(7)→ローンジャンノン・ジャルンボン(4)
得点:
後半25分 日本:小牟田洋佑(19)
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